NOTE
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BORDALLO PINHEIRO

ボルダロ・ピニェイロ
(セラミック/ made in Portugal)

春になるとツバメがやってくる。ポルトガルにいくと町中の外壁や室内の壁にツバメの陶器の装飾をよく見かけます。ツバメは「必ず戻ってくるもの」の象徴として人々に親しまれていて、暖かい季節を過ごした後、秋にはまた群れをなして北アフリカへと渡っていきます。 キャベツや カエル、動物や自然をモチーフにしたユニークな食器で知られるボルダロ・ピニェイロは、1884年に風刺画家として名を馳せたラファエル・ボルダロ・ピニェイロによって、リスボン郊外のカルダス ダ ライニャに開窯されました。現在も当時の彼のドローイングをもとに現代的にアレンジして唯一無二の個性をもった陶器たちが職人たちの手でつくられ続けています。はじめは驚くほどの陶器たちも、見慣れる程に親しみ深い気持ちになってくるから不思議です。

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