EXHIBITION

MÃO / PORTUGAL

『 FATIMA GOMESのラグ展』

2025.12.18fri – 28sun
at HATOBA

ありがたいもので毎年寒くなり年末の足音が聞こえてくるこの時期の恒例となりました。
西荻窪HATOBAにて『FATIMA GOMESのラグ展』の機会をいただきました。

おおらかにあたたかく、ポルトガルの大地とファティマさんの人柄そのもの。
ポルトガル北部トラス・ウス・モンテスで地元ポルトガル北部の固有種の羊毛を存分に使用して手で紡ぎ、100年以上前の代々受け継ぐ機織り機でひとり手織りします。
羊毛そのままのナチュラルな色と質感を活かした表情はそれぞれが唯一無二の仕上がりです。

年内最後のイベント、東京都内での展示は今季(秋から春)最後となります。
ぜひ実際に豊かな表情に触れてご覧ください。




FATIMA GOMES ファティマ・ゴメシュのラグ

ポルトガル北部では古くから各家々で女性の手によりウール、リネン、シルクの織物が生活の傍らで織られ続けて来ました。ファティマ・ゴメシュの住む北部トラス・ウス・モンテスの村でも羊と暮らし、紡いで織って時々売りに出て、という生活をされていたそう。彼女の母、またお祖母さんもつくっていたそうですが、この地域にいた織り手も今ではファティマさんひとり。地域の伝統的なつくりをベースにしながらオリジナルなものに昇華し、自宅で木製の織り機を使いひとり製作を続けています。

ポルトガル固有種の羊の毛を紡ぐところから始まる作業はとても牧歌的な風景。冬は特に寒い石造りの家で寒さから身を守るために作られてきたウールの織物は、手間がかかりとてもプリミティブでありながらしっかりとして高品質です。
自宅の工房には3台の木製の手作りの機織り機があり、幅2mほどもある大きな織り機を前に、小さな体のFatimaさんが右に左に動きながらふくよかなこのラグたちを織り上げていきます。驚くほどに全ての工程は手でなされていて、プリミティブ。それゆえのわずかな不揃いさや自然のままの羊の毛の個性が、思わず触りたくなる豊かな表情をつくりだします。
シンプルながらも優しくて、染色も漂白もされていない羊の毛の色そのままの毛糸を活かしたデザインも魅力。窓の外には広い畑が広がる工房でひとり織り続ける静かな時間もゆたかに織り込まれているようです。

instagram @castella_note / instagramでも随時情報を更新していきます。

[日時と場所]
2025年12月19日(金) – 28日(日)
at「HATOBA」1F
東京都杉並区西荻北5-7-19 {GoogleMap>}
JR西荻窪駅北口から、アーケードの通りを歩いて善福寺川をこえてすぐ。(徒歩7分)
11:00-18:00  定休日 月・火
https://sutoa.jp/
@hatoba_gallery