『FATIMA GOMES のラグ 受注会』
2019.11.1 FRI – 9 SAT
at This_
11/1(金)より『FATIMA GOMES のラグ受注会』をThis_にて開催します。
ポルトガル北部の村ミランデラでファティマさんが織るこの魅力的なラグ。期間中お好きなサイズと色でのオーダーを受け付けます。
昨年の初めてのオーダー会では、みなさん自宅のあの場所に、とあれこれ考えてお選びいただき、仕上がってきたラグたちはそれはもうそれぞれに素敵な織り上がりでした。また今年も、とThis_さんにお声かけいただき紹介できる機会、大変嬉しいです。
お届けは約1年後とお待たせしますが、じっくり一枚一枚ファティマさんに織ってもらいます。ぜひこの機会に見にいらしてください。
FATIMA GOMES (ファティマ・ゴメシュ) のラグ
ポルトガル北部では古くから各家々で女性の手によりウール、リネン、シルクの織物が生活の傍らで織られ続けて来ました。ファティマ・ゴメシュの住む北部ミランデラの村でもこのウールの織物は伝統的なもので彼女の母、またお祖母さんもつくっていたそうですが、この地域にいたこの織物の織り手も今ではファティマひとり。自宅で木製の織り機を使いひとり製作を続けています。
地元の羊の毛を紡ぐところから始まる作業はとても牧歌的な風景の中でなされています。冬は特に寒い石造りの家で寒さから身を守るために作られてきたラグは、手間がかかりとてもプリミティブでありながらしっかりとして高品質。
自宅の工房には3台の木製の手作りの機織り機があり、幅2mほどもある大きな織り機を前に、小さな体のFatimaさんが右に左に動きながらふくよかなこのラグたちを織り上げていきます。驚くほどに全ての工程は手でなされていて、プリミティブ。それゆえのわずかな不揃いさや自然のままの羊の毛の個性が、思わず触りたくなる豊かな表情をつくりだします。
シンプルながらも優しくて、羊の毛の色そのままの毛糸を活かしたデザインも魅力。窓の外には広い畑が広がる工房でひとり織り続ける静かな時間もゆたかに織り込まれているようです。
@castella_note / instagramでも随時情報を更新していきます。
[会場]
2019.11.1(金) – 9 (土)
at「This_」
世田谷区世田谷4-2-15 {GoogleMap>}
東急世田谷線 松陰神社前駅より徒歩1分
11:00-18:30 水曜休み
http://www.this-is.jp